令和５年度東京都隊友会通常総会及び関連行事の開催

　東京都隊友会は、令和５年５月２１日（日）１４時から、ホテルグランドヒル市ヶ谷において、５０名余の会員の参加を得て、令和５年度通常総会、表彰式、講演会及び懇親会の関連行事を開催した。
　総会に先立ち、総員国旗に正対し国歌を斉唱の後、令和５年度中に逝去された３６名の会員の方々に黙祷を捧げた。

　表彰式においては、三田会長から１０名の個人及び板橋豊島支部に表彰状が、特別会員である２個人及び１会社に感謝状と副賞が授与された。この際、６月の隊友会全国総会において、隊友会理事長から表彰される個人５名と大田支部が紹介された。

　総会においては、三田会長の挨拶の後、福澤副会長が議長に選出され、第１号議案「令和４年度事業報告、決算報告及び監査報告」、第２号議案「東京都隊友会規約改正」及び第３号議案「役員改選」について審議した。
　それぞれの案件に対し松下事務局長から、去る３月実施した理事役支部長等会議での報告事項との主要相違点について説明があり、議長が各議案の賛否について議場に諮ったところ、賛成多数で議決された。
　特に、第１号議案の決算報告に関し「紹介手数料収益（引越見積支援手数料）が大きな金額であるのは、引越見積支援事業が東京都隊友会の財務運営に大きく寄与し、有益な事業である。」との意見があった。
　ついで報告事項に移り、令和５年度東京都隊友会事業計画及び予算報告書の報告がなされ。最後に先の理事役会で選任された湖�ｱ隆氏が、「令和５年５月２１日付けで、東京都隊友会長に委嘱する」旨隊友会本部理事長から通知があったことが事務局長から紹介され、新旧会長がそれぞれ挨拶して総会は終了した。

　続いて、講演会に移り、前日台交流協会台北事務所安全保障担当主任の渡邊金三氏による「中国の台湾侵攻能力」と題して、核心に迫る講演の後、聴講者から熱心な質問が相次ぎ。講演会を終了した。

　行事の最後に、対面方式による会員を主体にした懇親会に移行した。
　自衛隊東京地方協力本部山下博二将補及び菅原貴光予備自衛官課長を来賓にお迎えし、渡邊講師及び受賞者を交えての身内だけの久しぶりの意見交換・懇親のひとときを過ごし、総会と関連行事を終了した。

　本来であれば、隊友会の会勢拡大（隊友会の広報）及び現職自衛隊員の激励を主目的にした自衛隊の部隊研修の後、現職隊員との意見交換を実施したかったが、コロナ禍の終息が見通せない時点での計画、部隊の訓練日程、使用会場等の諸制約下で実施せざるを得ず、結果としてホテルでの会員に限定した行事となった。久しぶりに役員及び支部長の襟を開いた意見交換が出来たことは、それなりに有益であった。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　

　　　　　　



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