令和4年度　東京都隊友会総会　会長挨拶

○　本日は、今年一番の暑さの中、ご多忙中にも拘わらず総会にご出席頂きまして誠にありがとうございます。

 ○　新型コロナの影響で、2019年(令和元年)を最後に対面での総会が開催できず、会務の運営　も様々な制約下で行わざるを得なかった訳ですが、会員、特に理事役・支部長の皆様方には、　そのような中で従来以上のご協力を賜り感謝いたしております。

○　新型コロナの終息に関しては、まだ必ずしも楽観できる状況ではありませんが、ワクチン接種も一定の進展があり、社会活動も正常化しつつありますので、状況を見つつ、隊友会活動の正常化を模索して参りたいと考えています。

 ○　総会に先立ち、久しぶりに対面での表彰式を実施させて頂きましたが、表彰された方々は、　ボランティア組織である都隊友会の中でも特に積極的に活動して頂いた方々ばかりです。改め　て、従前からの活動に対して心から御礼申し上げますと共に、引き続いてのご協力・ご支援を　お願い申し上げます。

 ○　さて、都隊友会の主要な課題ですが、項目は従来と代りませんが、新型コロナの関係でそ　の深刻度が増しています。
　新たな社会状況の中でも「会の活動の活性化」が最も重要です。このため、
　�@　会勢の維持・拡大
　・　会員数は､ある意味、会の力の源泉でもあります。定年延長のあおりで、ここ2〜3年は　　減少となりましたが、ようやく退職自衛官数も定常状態に戻ります。自衛隊員募集と同じ　　で、最後は一人一人です。引き続き、よろしくお願いいたします。
　�A　財務基盤の維持・強化
　・　隊友会機関紙「隊友」の値上げが段階的に始まり、また、会費制度の見直しによっる最　　初の10年前納会員の満期が数年後に迫ってもいます。都隊友会自体も、また、各支部も財　　政的な影響を受けることが予想されます。都隊友会としては、全国隊友会に提言する事項　　や、都隊友会内で実施できる事項（「隊友紙」の購入部数の精選、引っ越し支援業務等の　　実施による本部からの還付金増大等）に関して、引き続き検討して参ります。
　・　各支部におかれては、前納会員の皆さんとの持続的な連携をお願いいたします。
　・　また、終身会員の皆様には引き続き、事務運営経費のご支援をお願いします。
　�B　部隊・現役支援の強化
　新型クロナ対応に関する防衛省・自衛隊の対応もあり、ここ2〜3年部隊との接触が制限されてきました。
　・　部隊・隊員と接触する機会を増やす施策を各支部も再開して下さい。
　・　今後、部隊と調整の上、部隊の行う、演習訓練（災害情報訓練、家族支援訓練）などに　　参加すると共に、こちらからも実効性あるものとするために、積極的に意見を述べ､提言し　　ていきます。
　・　ずっと言い続けていますが、来年度こそは、駐屯地・基地内での総会行事の開催実現に　　向けて検討・調整して参ります。懇親の機会も設けるよう考えていきます。

○　本日は､総会の中で、議決して頂く事項、情報共有して頂く事項等がございます。
　よろしくお願いいたします。

 

令和4年5月29日

東京都隊友会長　三田　克巳

 

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