引越見積相談会盛況!!
・・・・・東京都の事務作業量は大幅削減・・・・・
東京都隊友会は、市ヶ谷駐屯地・基地及び小平駐屯で、２月１３日から１７日の２～３日間、それぞれ引越見積相談会（以下「相談会」という。）を開催し、市ヶ谷で延べ６０名余、小平で６名の隊員が相談に訪れ、その場で申込んだり、Webでの申込要領の説明を受けて帰った。
東京都隊友会は、引越見積支援事業へは令和３年度から参加したが、当初は事業内容や担当者並びに支部の役割分担・手続について理解不十分で、事務作業量が多いと思われ、実施には消極的であった。
しかしながら、本部事業課の説明・指導を受け、隊友会本部事業課の計画した相談会を支援しながら実施要領を習得し、この３月の異動から東京都隊友会が独自に計画して相談会を開くことが出来るようになった。
以下、春（３月）の異動に向けての相談会実施状況を紹介する。
１ 東京都内の主要な共済組合支部
都内には１２の駐屯地・基地と地本があり、それぞれに共済組合の支部がある。
本省（市ヶ谷）、十条、練馬、三宿、中央病院、用賀、目黒、立川、東立川、小平、府中、横田、東京地本
２ 調 整
⑴ 各共済組合支部〔以下「支部」という。〕の共済班（長）と１２月末から１月初旬にかけて、電話又は直接訪
問して以下の内容を調整した。
⑵ 調整内容
ア 相談会開催の日程（時間帯）、実施場所、机・椅子等備品借用、チラシの配布及び共済ニュースの発
出等
調整時期は、共催組合側の部内調整の関係から、相談会開催の１月位前が望ましい。
イ 相談会開催が困難な支部に対し、チラシの送付と隊員への配布並びに共済ニュースの発出による周知
依頼
３ チラシの送付
隊友会本部へ申し込んでいたチラシを、１月２０日頃、共済組合各支部へ１００～２００部を依頼文を添えて郵
送し、配布又は配置をお願いした。
４ 相談会の開催
⑴ 定期異動内示（１３日）の発令直後、市ヶ谷では１３・１５・１６日の３日間、小平では１６・１７日の２日間
⑵ 実施場所は、市ヶ谷では厚生棟地下１階ホール、小平では学校庁舎本館入り口で、いずれも多くの隊員
が訪れる場所を提供して貰った。
⑶ 参加者（担当者）
隊友会からは、会員１～３名〔市ヶ谷３名、小平１名〕、引越業者からは３～４社（市ヶ谷のみ）から各１名が
参加
⑷ 申込受付要領
ア チラシ裏面の引越見積申込書（ＦＡＸ）に記載して貰った分は、その内容を担当者がＱＲコードからWeb
に入力し直して、その場で隊友会本部へ送信した。
大半の隊員は、貰ったチラシのＱＲコードからWebで直接入力し、本部事業課へ送信して貰っている。
これにより、都で実施する手続事務量は大幅に削減されている。（その分本部事業課の事務量が増える
が・・・。）
イ 隊員の申込に当たっての、主要な質問（不安）事項は以下の通り
① 異動先の住所（官舎等）が未定だが大丈夫か。
② 子供の卒業式や終業式が異動発令後になり、引越が二重になる可能性があるが対応してくれるか。
③ 下見訪問日や引越（搬出）日の希望はあるが、柔軟に対応してくれるのか。
④ 単身異動で荷物が少ないが下見は必要か。
等々であったが、業者の助言を得て「今後の調整でいずれにも対応出来る」との回答を得て、安心して
帰っていただいた。
５ 共済組合支部の対応
各支部共に非常に協力的で、調整内容に基づき積極的に対応して頂いた。
以下、支部別に特異な対応例を紹介する。
⑴ 本省（市ヶ谷）支部
隊友会のチラシを素に、「相談会開催」に焦点を合わせた特別な共済ニュースを作成し、Ｗｅｂで駐屯地・
基地内に一斉配信
⑵ 小平支部
本館庁舎エレベータ脇にチラシの貼付、昼休みに相談会開催の放送
⑶ 練馬支部
厚生班の官舎全戸（約１２００戸）への引越に当たっての注意事項チラシ配布に合わせ、隊友会のチラシ
を全戸へ投函
⑷ 目黒支部
本省支部と同様に、チラシの内容を駐屯地・基地内にWebで一斉送信
６ 相談会の効果
⑴ 相談会の開催は、第一義的には引っ越しする隊員の便宜を計らうことであり、信頼出来る業者を紹介して
、安心して引っ越ししていただくことはいうまでもない。
⑵ これに付随して、幟や受付業務を目の当たりにしていただくことで、隊友会の存在をアピールし、入会促進
に寄与する事が期待される。
７ 総 括
⑴ 本事業も、本部事業課の努力により軌道に乗り、隊員に周知されつつある。
町中に引越業者は多数あり、それを選択するのは隊員本人であるが、隊友会の紹介する業者が安心して
任せられる業者であることが逐次浸透してきつつある。
隊友会は、これら業者と連携して信頼を維持することが今後の課題である。
⑵ 本事業実施に当たっては、事前に各共済組合支部と確実に調整し、相互信頼関係を築くことが重要であ
る。
⑶ 都の事務量は、当初の予想に違い、格段に縮小されてきたので、今後は、しっかりと隊員へ広報すること
が大事と思料する。
８ 参 考
東京都隊友会の、各共済組合別の担当分担
１項にある１２の共済組合支部と東京地本を、次により分担している。
・ 十条＝隊友会北支部
・ 練馬＝隊友会練馬支部
・ 立川及び東立川＝隊友会立川支部
・ 府中及び横田＝隊友会府中支部
・ 残余は都事務局が直轄として担当
市ヶ谷 厚生棟地下ホール
小平学校玄関ホール
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